卓球メモ

初級者レベルを用具で補おうと悪あがき中。

シェークのフォア表ソフト

シェークのフォア面を表ソフトにする場合のラバーを検討してみました。
(なお、いきなり裏ソフトから表ソフトを使うのは自信がない場合は、まずは回転重視で裏ソフトに近いスピンピップスレッドを使うと良いでしょう。)
いろいろなレビューを見た結果、ミズノのブースターSAとTSPのスペクトルレッドの2つに絞りました。

回転系のブースターSAを候補の一つとしたのは、用具に詳しいバルサミコさんのレビューを見たところ、横目で滑りづらく総合的に扱いやすそうだったからです。四天王寺の塩見さんも使っていたという実績もあります。


一方のスペクトルレッドは縦目でスピード系なのですが、卓球王国2017年3月号のレビューを見たところ、それほど弾み過ぎず、ブロックやストップがやりやすいとのこと。(ちなみに、スペクトルブルーとの比較では、カタログ値ではスペクトルレッドのほうがスピードが上ですが、威力は硬めのスペクトルブルーのほうがあるそうです。)卓球王国のゆうさんもスペクトルレッドはスペクトルブルーに比べフォア向けと言っていました。

・硬度
ブースターSA 40度
スペクトルレッド 40度(ドイツ硬度だと43度くらい?)
・重さ
重さは、スワットのサイズでブースターSAの2.0 は42g、スペクトルレッドの厚は32gと横目で粒の大きいブースターSAのほうがやはり重いです。てかブースターSA、裏ソフト並みの重さなんですが…。
・スピード面
玉突きでは、同程度の飛び方です。こんなはずでは…、と思いつつ基礎打ちをしてみても、軽打・強打とも同じくらいのスピード。TSPのライズ程度の弾みでしょうか。わずかにブースターSAのほうが弾むような気もします。
・回転面
回転は当然横目のブースターSAのほうが切れるよね、と思いつつサーブを打ってみると…、どちらもそこそこ回転がかかって違いがわかりません。
ツッツキ打ちのドライブもあまり変わらなそうです。
スペクトルレッドは縦目ですが、弾みが適度だからか、回転がかけやすいのでしょうか。
・総合
自分の力量では、ほとんど違いがわかりませんでした。ブースターSAのほうがテンション効果が強そうなので、攻撃重視ならブースターSA、攻守のバランス重視ならスペクトルレッドを選ぶのがよいと思いました。

 

さらに回転重視ならスピンピップスレッドがお薦めです。

【追記】
塩見さんは、その後、スペクトルブルーの特厚2017.4→ビュートリーの特厚2017.9を使用していますので、ご参考まで(^^)ビュートリーはIEラバーでテンションラバーのように勝手に弾まないので、威力が欲しい場合は弾むラケットに合わせると良いでしょう。

卓球王国2018年4月号によると、塩見さんはハモンドFAで2018年の全日本に出ていたようです。

 

ヤサカのスピネイトもペン表の方が推奨していたので、シェークのフォア表にもいけそうですね。ブースターSAよりシートが硬く、スピードが出るそうです。

 

2019年の全日本の女子では、フォアにVO102、バックにカールPHの出澤さんが旋風を巻き起こしました。ジュニア優勝、総合ベスト16。VO102は横目でテンションが少し強めだと思いますので、ブースターSAよりスピード重視の方はぜひ使ってみてください。

 

モリストSPAX、インパーシャルXSも良いんでしょうが高過ぎなので…。