ドナックルとスーパードナックルは、粒の硬さはたぶん同じですが、大きさはドナックルがほんの少し小さく、粒が倒れやすくなっています。(小さい分、粒のシートへの食い込みも良いかもしれません。)
ニッタクニュースやいくつかのレビューによると、ドナックルのほうが回転をかけやすいようです。これは粒が倒れてボールがひっかかるようになるためでしょうか。
以下これらを踏まえたふたつの比較です。
・基礎打ち
ボールを持つ分コントロールはドナックルが上。粒が倒れにくく弾きやすいスパドがスピードの上限が上。
・ドライブ
回転のかけやすいドナックルがやりやすい。粒の表面積が大きいからか、回転の最大量はスパド。半粒なので、対下回転ドライブはあまりやらないと思いますが…。
・ツッツキ
ドナックルのほうが回転をかけやすい。スパドはナックルが出やすい。
・ブロック
わずかに反転するのはドナックル。スパドは粒が倒れづらいので基本ナックル。
以上のことから、切ったり切らなかったり回転の緩急がつけやすいドナックルはカットマンに使用者が多いのでしょう。
また、ボールを持ってくれて扱い易いドナックルのほうが初級者向けとなっています(ニッタクのラバー一覧表参照)。確かに、子供に打たせたところドナックルのほうが、コントロールしやすそうでした。スーパードナックルは打ちにくそうでしたが、ナックルが出やすいです。
スーパードナックルは、打球時のインパクトがある程度強い中級者以上向けだと思います。ドナックルより粒が太く、強打に耐えられるので前陣速攻向きですね。
・重量
スーパードナックルの中 30グラム
ドナックルの中 29グラム