卓球メモ

初級者レベルを用具で補おうと悪あがき中。

VJ07リンバー

ヴィクタスから2019年に発売された、初中級者向けの07シリーズの一つ。毎年たくさんリリースされるスピン系テンションとは異なり、数年に一度しか出てこないスピード系テンションラバーが07リンバーです。 f:id:goran8:20200611171544j:image

テナジー・ロゼナなど一部を除きほとんどのテンションラバーはドイツ製なのですが、正式名に「J」が入ることからも分かるように、日本製となっています。テナジーなど以外の日本製テンションは、だいたいドイツ製より弾みが抑えられています。そのため、ブロックやフリックの威力はドイツ製より劣りますが、ストップ、ツッツキなど台上がやりやすいのがメリットです。

・ドイツ製スピード系テンション=プラクソン、エクステンド ・日本製スピード系テンション=アグリット、07リンバー

 

・重さ 一般的な大きさのシェークに貼ったところ1.8ミリで37グラムでした。テンション最軽量だと思っていたレガリスレッド並の軽さです。

・シート アグリットの粒は逆台形状なのですが、07リンバーは円柱状です。アグリットはわずかに透き通るようなシートなのですが、07リンバーはマットな感じです。ドイツ製のようなしっとり感ではなく、レガリスレッドやマントラのようなサラッとした質感のシートです。

粒間隔は、GTTやヴェガヨーロッパなど初中級者向けのスピンテンションより狭いです。これだけ見れば回転がかかるはずですが、スポンジがスピード系らしく気泡系ではないので、あまり食い込まずひきつれが発生しにくいのかもしれません。

 

以下は7枚合板、厚さ1.8でのレビューです。

・サーブ△ 回転はまずまずです。スピード系ですから…。

・基礎打ち 他の方がおっしゃっていたように、スピン系より弾道が低いですね。上回転がかかりにくく落ちないのでしょう。慣れるまでネットミスしやすいです。

・ドライブ△ 少し硬めのシートに食い込まそうと強く当てると、弾けてしまい直線的に飛ぶのでオーバーしやすいです。そこで、被せ気味に打つようにするのですが、スイングが遅いとネットに落ちてしまいます。つなぎのドライブはやや難しいですね。

・スマッシュ◎ スピード系なだけあって速いです。直線的に飛ばしやすいのも良いですね。

・ツッツキ○ 軽打ではそれほど弾まない分やりやすいです。回転はサーブ同様あまりかかりません。

・ブロック○ 回転の影響を受けづらいせいかやりやすいです。

・レシーブ○ スピン系より台に収まりやすいです。