step1からstep2へ
step1の(1-1)〜(1-8)の練習を一通りやって,ある程度打てるようになったらstep2の練習に進みましょう。
進んでみてまだ早いなと思うときは,いったんstep1の練習メニューに戻ります。
練習者の小学生によっては得意不得意がありますので,不得意分野はあせらず教えましょう。
step2からは,1日の練習で大きく分けて3つの練習をします。
3つの練習は,①切替え・フットワーク(FW)練習,②ドライブ・ツッツキ練習,③サーブ練習です。
時間があれば,これに加えて④ゲーム練習もしておくとよいです。
(1-8)レシーブ②上回転速い
ゆっくりの上回転サーブのレシーブをやりましたら、次は「速い」上回転サーブのレシーブをやりましょう。
(1-7)レシーブ①上回転ゆっくりランダム
1.コースをフォアかバックどちらかに
「上回転サーブ」で「ゆっくり」スピード、フォアかバックの「ワンコース」に対して、レシーブができるようになりましたら、ひとつ難易度を上げます。
ワンコースなのを「ランダム」にしましょう。
フォアかバックにサーブを出すのですが、どちらに出すかは教えません。
ゲーム感覚でやってみましょう。
2.ミドルも
うまくなってきたら『ミドル』も加えてみます。
ミドルは、なるべく威力の出しやすいフォアで処理するようにしましょう。
(1-6)サーブ①とりあえずサーブ
まずはフォアで入るサーブを打てるようにします。
打つ時は、《1、2、3》とカウントして、3の時にボールに当てます。
順序としては次のようにできるようになっていけばいいでしょう。
①相手コートに入れる。
ラケットを台に対して垂直にして《小さく》振ります。ネットの向こう側をねらうより,《自分のコートの手前のほうをねらう》ほうが良いと思います。
②ボールを低くする。
だんだん低くするために,《横に》振るようにします。《打球点を低く》して、ラケットに当たった直後に卓球台に当たるようにしましょう。
③スピードを上げる。
ラケットを振るスピードを上げます。ただし,《大振りにならないように,当たる瞬間にスピードを上げる》ように振るとよいです。
オーバーミスしてしまうようなら《ラケットを少しかぶせる》ようにしましょう。
④回転をかける。
スピードを上げるとオーバーミスしてしまうようになるので,上回転をかけてボールがはずみすぎないようにします。
ラケットでボールの真後ろをとらえるのではなく,ラケットを少しだけかぶせて,ボールの斜め上をこすりつつ当てるとよいです。
(1-5)動いて打つ②切替え
フォアのみ、バックのみである程度打てるようになったら、フォアとバックの切り替えをやりましょう。
(1-4)動いて打つ①2点フットワーク
止まった状態でフォア・バックが入るようになったら、一歩分左右に動きながらボールを打ちます。