卓球メモ

初級者レベルを用具で補おうと悪あがき中。

【目標は8割】

『卓球練習革命』にもあるのですが、《パワー6割、成功率8割》というのが練習の時に非常に大切です。

考えれば当たり前のことなのですが、どんなに速いボール、回転のあるボールを打っても入らなければ意味がありません。
 
ですが、小学生に大振りさせて威力を出させようとしているコーチが多いように思います。
ある程度入るようになったら、体全体を使ってボールを打っていいと思いますが、まずは最小限のことを覚えて成功率が8割になるように工夫することが大事だと思います。
 
それから,《最終的に8割を目指す》わけなので,練習メニューは5割くらい入るようになったら次のメニューを取り入れて良いと思います。
一つのことを覚えてから次の技術を覚えるよりも,並行して3個くらいのメニューをやった方が,練習者の打球感覚が向上しやすいからです。

【シンプルなアドバイスを】

小学生に教える時に気をつけなくてはならないのは、一度にあれこれ言い過ぎないことです。

 
相手が大人であっても、教える時に一度にガーッと説明したところで、相手がすぐに理解できることはまれです。
その人の理解力を上回る情報を与えられても消化しきれません。
 
にもかかわらず、次から次へと言葉を浴びせるコーチを見かけることがあります。一生懸命なのは分かりますが、練習者がついてこれないのでは意味がありません。
 
できるだけポイントを絞って、シンプルにアドバイスしましょう。
とは言え、理解しやすい言葉というのは人それぞれなので、なかなか難しいんですけどね(^^;
 
それから、「体現力」と言ったらいいのでしょうか、「言われたように体を動かし、技を繰り出せる能力」も個人差があるので、本当に教えるのは難しいです。
 
でも、それら「理解力の壁」や「体現力の壁」を超えて、卓球がうまくなって喜ぶ姿を見れるのは、コーチとしての醍醐味ですね(^^)