卓球メモ

初級者レベルを用具で補おうと悪あがき中。

(1-1)フォア①ひねり当て

いきなりラリーは難しいので、ボールを1球ずつ出してあげる「多球練習」というものをやります。


【方法】コーチはかごのようなものにボールをたくさん入れて、バックサイドに立ちます。練習者は普通にフォアを打つ場所に立ちます。
コーチは、練習者に対してストレートに打ってボールを出します。
練習者はクロス方向、つまりコーチのフォア側にボールを打ちます。
 
打つ前に《グリップを確認》しましょう。
ラケットの面は卓球台に対して《少しかぶせます》
足のポジションは、平行足から《左足を少しだけ前》にしたスタンスがよいでしょう。
 
【コツ】ここが強調したいところなのですが、《初めはラケットはほぼ振りません》。
ニッタクの講師の方が、「今のラケットは飛ぶようにできているのでほとんど振りません。」と言うのを聞いて、なるほどと思いました。
初めから振って打とうとすると、打点や面がぶれるので安定した打球になりません。大振りは失敗のもとです。
 
【目標】
①初めは当てるだけ。
②当てる場所を体の《斜め前》にします。
ななめ45度のところが良いと思います。
③当たるようになったら、《上半身を少しひねって》戻す時にボールに当てます。
ラケットを体の正面にセットして、これを時計でいうと12時とします。
ラケットが1時と2時の位置まで動くように体をひねります。
次にバックスイングをとって、3時のところにラケットが来るまで引きます。
ここがスタートで、45度の位置でボールを打ちます。
 
当たるようになったら、バックをやりましょう。
 
下記の動画の1番目のポイントが参考になります。
 

球突き

一番初めにやっておきたいのは、球突きです。
【目的】ボールを打つ感覚を養う。
【方法】フォア面を地面と平行にして、ボールをコンコンとサッカーのリフティングのようにつく。
【コツ】できるだけラケットを動かさず、低く打つようにすると目標が達成しやすくなります。
【目標】低学年の子の場合、初めは3回くらいでよいと思います。できたらたくさん褒めましょう。
そこから、5回、10回…と増やしていきます。

参考にしている本やサイト

『やろうよ卓球』基本的なことを覚えるのに役立つ本です。

『卓球練習革命』練習メニューがマンネリ化して悩んでいたときに助けてもらった本です。

 
『卓球知恵袋wrm』わかりやすい動画が満載です。ポイントを絞った教え方はとても参考になります。

女子の初心者におすすめラバー

〈2020.11修正〉

 初心者は、始めは両面裏ソフトラバーで基本技術を練習すると思いますので、裏ソフトラバーのおすすめを挙げます。

TSPのライズが適度に弾んで柔らかくて一番お薦めだったのですが、2020年に廃盤決定となってしまった😥ので、考え直してみました。

 

・ニッタクのハモンド ドイツ硬度で40度

軽くて、値段の割に弾みます。ですので、厚さは始めは【中】にしましょう。回転はそこそこですが、その分レシーブがやりやすいです。

 

 ヤサカのマークVが初心者御用達のようですが、弾まな過ぎで無駄に力む原因になってしまうと思うので、もう少し弾むラバーが良いでしょう。

初心者のラケット(小学生)

※2020.1オルエボについて修正。メイスアドバンスを追記

小学生で卓球を始める場合、ラケット選びは重量・弾みがポイントだと思います。初めは【軽くて弾みすぎないラケット】がいいでしょう。また、グリップの形は握りやすい「フレア」が良いと思います。
・重量
特に低学年の小学生ですと力がないので、ラケットが重いと手首などを痛めてしまいます。
ラケットのラバー込みの総重量は、女子で155〜170g、男子で160〜175gが良いと思います。
ラバーが裏ソフトの場合、片面だけで40g前後、両面で80g以上になることを踏まえると、ラケットは75g〜80gのものを選ぶとよいでしょう。
※中学年以上の男子でしたら85gくらいまで大丈夫でしょう。
・弾み
初心者のラケット選びでは弾みも重要です。弾みすぎない「ミッド、ミッドファースト」あたりが良いと思います。弾みすぎると、コントロールがしづらかったり、ボールに当てるだけでラケットを振って打つことができなくなったりしてしまいます。

《おすすめ》
1.低学年や女子向け
TSPのスワット5PW(弾みはミッド。グリップがノーマルスワットより小さめで、小さい子でも握りやすいのもポイントです。たまに重いものもあるので、購入するお店には75から80gくらいのものを重量指定するとよいです。2016年度の男子のバンビ王者も使用。
発売時は板厚5.3ミリだったのに、マイナーチェンジで5.6ミリに(^^;;「しなり過ぎ」とのレビューがあったので改善されていそうですね。卓球王国のゆうさんによると、スティガのオフェンシブCRに似てるそうです。)

 

スティガのオールラウンドエボリューション(ミッド。マイナーチェンジで板厚が0.5ミリ薄くなったので、軽量化されたことでしょう。個人的に見た目が好きです。グリップもMJPという細目のフレアがあるので、低学年ならこれでしょう。)


2.中学年以上の男子向け
TSPのスワット(ミッドファースト。重いものもあるので、購入するお店には82から85gのものを重量指定しましょう。カットマンキラーの軽部選手など上級者の使用実績多数。)

バタフライのメイスアドバンス(ミッドファースト。軽くて汎用性が高いのでオススメです。メイスパフォーマンスは正直デザインが好きでなかったのですが、アドバンスになって良くなったと思います。板厚がありますが、軽く、ラバーがなんでも合わせやすいです。)

【ほぼ平行足スタンス】

スタンスは足の位置のことです。

まず、両足が卓球台と平行になる《平行足》にして、そこからフォアが打ちやすいように、右利きであれば《少し左足を前》にします。
左利きなら《少し右足を前》です。
決定打はフォアハンドのほうがやりやすいので、威力のあるフォアが打ちやすいように足を少し出すのです。
 
バックを打つ時は右利きの場合は右足を前にしたほうが打ちやすいのですが、その後フォアに打ち返された時に、対応しづらくなってしまいます。
 
【フォア重視のほぼ平行足スタンス】でバックも打てるようにスタンスを固めておけば、スムーズな切り替えが可能になるので、バックの時は特に足の位置に気をつけましょう。
 
『卓球知恵袋』の動画も参照ください。
 

【切替向きグリップ】

講習会でのニッタクのアドバイザーや、『やろうよ卓球』でも言われていたのが《グリップの重要性》です。
『卓球知恵袋』のぐっちぃさんも言っています。

www.youtube.com

なぜかと言うと、重要な技術である《フォアとバックの切り替え》は、正しいグリップでないとスムーズに行えないからです。

 

シェークハンドの場合は、人差し指がバック面の真ん中に来る一本刺しの状態にならないように注意しましょう。

握るのは主に薬指と小指で、難しい場合はプラス中指です。人差し指はラバーのできるだけ端に添えるだけにしましょう。

小学生、とくに低学年の子は忘れがちになるのでコーチが気をつけましょう。